病名は

RSウィルス。たんがからんだり咳き込んだりして呼吸困難になる場合があるから、大事をとっての入院だ。

まだ9ヶ月の赤ちゃんなのに左手には点滴の管が包帯でぐるぐるまきに。遊ぶときに右手しか使えないのが痛々しい。

鼻の吸引も器械を見たとたんに猛烈に泣き出す。

がんばれよ。治ったら一緒に暮らそう。

今日はいいふうふの日だというのに家で一人だ。

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入院した

娘がウィルスに感染して入院したと嫁さんから電話があった。職場から急行の車中。

頭が痛いし、身体が動揺している。

頭はしっかり働いてるけれど、別のところで俺にとって何かけっこうきついショックみたいだ。

無事であることを願う。

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共に歩むってことか

昨日は夜中まで嫁さんと話をした。話し合いといったほうがあてはまるか。

五歳になる長男の口答えがこのところ著しく多くなっている。しかも、その言い方がなんとも癪に触る。感情をなぶられて子供相手についついいつも本気になって怒ってしまう。

どうしたものかと悩んでいたのは俺も嫁さんも同じだった。妹ができたから、そちらに手がかかってなかなか長男の相手をできない。五歳なんだから自分でやれるだろうと突き放してしまう。

五歳児にできることはたくさんあるのだろう。一方、五歳児だからこそ親にやってほしいと甘えたいこともたくさんあるんじゃないだろうか。彼はひょっとすると寂しがっているのでは。そんな話になった。

「俺の心に余裕がない」

先日ふと思ったこと。毎日ギリギリテンパって暮らしてるから、何事も真正面から受け止めてしまう。受け流すことができない。

俺たちは大家族じゃないから、余裕がないんだ。そう考えてた。けれど、嫁さんと話し合うことで少し変われた気がする。何らかの答えが出たってわけでもないんだけど。

いつもならシャツをズボンに入れるなんて「自分でやりなさい」と一喝するところなのに、今朝は自然と「自分でできる?できないならこっちおいで」とやわらかいセリフがすっと口に出た。息子もうれしそうだった。

悩んでることを嫁さんと話し合う。たったそれだけのことで俺の中の何かが変わった。これはすごいことだなと思う。

この気持ちの変化が「愛」ならば、愛は家族が話し合ったり、協力しあって育んでいくものなのかもしれない。

子育てはまだまだわからないことだらけが、「嫁さんと話し合う」というひとつの活路が見つかった。道が開ければ、まずはその道を歩いてみるだけだ。

しばらくは寝不足の日々が続きそうだな。

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はじめての風船

はじめての風船
今日車のパンクを修理しに行ったらお店の人が娘に風船をくれた。ヘリウムが入ってプカプカうかぶやつだった。

ひもをがっちり握ってブンブン腕を揺すると、目の前で真っ赤な風船がボンボン揺れる。それがとっても楽しかったみたいだ。夢中になって何度もやっていた。

ここのところ、まいにちが初めてだらけだ。
初めてのバナナ、初めてのナス、などなど。なんでも初めてばっかり。

日々成長を続けてる。それを見ているだけで幸せだよ。

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やわらかいのは

昨日娘が病院に行った。たんをからませてのどをビュービューいわせていたのだ。

医者いわく喘息になるかもしれないから注意するようにとのこと。

それから体がかなり柔らかいのは、ひょっとしたら筋肉が生まれつき弱いせいかも、だって。

その話を嫁さんから聞いて以来心配になっちゃった。娘の動きかたひとつひとつがとても気になる。

取り越し苦労になるといいな。お父さんは心配性だよ。

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愛のかたち

愛のかたち
なぜ赤ちゃんは泣くのかな。それも一日中。泣いている娘をだっこしながら、いつも同じことを考えていた。

娘がこの世に生を受けてから二か月がたち、俺にもようやくその答えが少しだけ分かってきた。

三日前、娘の両脇を抱えてぎゅっと胸に抱き寄せたら、ふっと泣きやんだ。「抱き締めた」って言った方がピンとくるかな。

その時だった。俺は初めて娘の小さなからだぜんぶを包み混んであげられた気がしたんだ。

子どもが生まれて父親になったはずなのに、いまひとつ実感がなかった。頭の中に「子どもができた」っていう意識が増えただけだったのかも。

なんども、なんどもだっこしてやっと自分に娘がいることを肌で感じられたんだ。

愛ってさ、理屈じゃなくてさ、日々のふれあいの中から生まれるのかもしれないな。

娘は泣きながら「パパ、わたしはここにいるよ」って俺を呼んでるんだよ。きっとそうだ。

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腹を痛めた我が子よ

だっこじゃないと寝ない娘。昨夜は俺の腹の上に寝かせてみた。

ふとんに入り仰向けに腹を出して寝る。先に寝かしつけておいた娘を嫁さんがそっと俺の上に。

けっこう重かった。体重も今じゃ4kg近くある。一月半で大きくなったもんだ。

ラッキーなことに娘はぐずることなくすやすや眠っていた。家族のおやすみフォーメーション人気度No.1の「川」の字には一本たらないが、ちょっと立体感のある「二」の字になって静かな夜のひとときを過ごした。

そう、それは本当に「ひととき」であり、二時間後にはいつもの夜泣きがはじまったのだった。

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ふつうの家族の週末ってさ。。

バンドの全国ツアーで長らく家を留守にしていた俺。久しぶりに家族そろっての週末だ。遅ればせながら花見へと出かけた。

ロックやってても、本当に憧れるのはジミヘンではなく、平凡な家庭なのかなあ。

桜の木の下にビニールシートを敷いて弁当を広げる。缶ビールをプシュッとあけて嫁さんと乾杯すると、いつも飲んでる酒もまた違った味がするんだなあ。

一足先におっぱいを飲んだ娘はすやすやと眠って、小さなほっぺはほんのりピンクに染まってる。桜そっちのけで、じっと眺めてしまった。

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バカな親ほど夢をみるのかもしれない

相変わらずの夜泣きで、ほとんど寝ていない毎日が続く。この頃本気で泣きを入れたくなってきた。

今朝もねぼけまなこで娘をだっこしていた。あやしながらなんとなく「大きくなったら何になる?ミュージシャンになるか?」と声を掛けてみた。すると娘が俺に向かってニッコリとほほ笑んだんだ。

めちゃくちゃうれしかった。たとえ何かの偶然だとしても。

思わず娘のおでこにキスをした。父親になって一月半。親バカは既に始まっているようだ。

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束の間のロック野郎

昨日ツアーから戻った。その途端パパの生活が復活だ。

地方にいたときは、ライブやって打ち上げして酔っぱらってりゃ一日が過ぎていったのに。

ただ、一週間振りに再会した娘が大きくなってた。
これはうれしかったな。

ロックと父性の狭間で揺れてるぜ。

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